QQEnglishで人気No.3のR.E.M.S.というカリキュラムをご存知でしょうか?
私は、QQEnglishのセブ島留学でR.E.M.S.を受講して以来、すっかりハマってしまい、帰国後も毎日継続しています。留学前はカランメソッドを続けていたのですが、R.E.M.S.の方が楽しくなりました。
そんな「R.E.M.S.」とは、どういうメソッドなのでしょうか?
この記事では、
- R.E.M.S.はどのようなメソッド?
- R.E.M.S.とカランメソッドの違いは?
- どんな人が向いてるの?
について解説します。
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QQEnglishの「R.E.M.S.」とは?
「R.E.M.S」は、QQイングリッシュが、カランメソッドを徹底的に研究して開発した、オリジナルのカリキュラムです。カランメソッドの進化版で「反射的に英作文できるようになる学習メソッド」と言われています。
R.E.M.S.は、ラテン語『Repetitio est mater studiorum(反復は学習の母である)』の略だそうです。
「瞬間英作文」「英語のハノン」に似てる!
まず、頭に浮かんだのは、名著である「瞬間英作文」です。瞬間英作文は日本語を瞬間的に英文に変換するトレーニング本です。
そして、「英語のハノン」にも似てます。英語はピアノと同様のトレーニングが効果的。英文法を演奏するためのドリルとして、パターン・プラクティスで「英文法」と「英音法」を徹底的にトレーニングする教本です。
「R.E.M.S」は、教本のように独学ではなく、オンライン英会話のカリキュラムとして、QQEnglishで受講することができ、教師のサポートを受けながら勉強を進めることができます。テキストもレッスンも英語オンリーなので、日本語を介することはなく、文章を変更したり、単語を足したり、変形させたりミックスさせたりしていきます。
R.E.M.Sのレッスンでは、教師が読み上げる英文を、頭の中で日本語に訳している時間はありません。必然的に日本語で考えることなしに、文章を自在に操れるようになることを目指します。カランメソッドと同様に、英語脳を育てるメソッドなのです。
ここで大切なことを一つ。
QQEnglishのオリジナル教材ということは…そう…
QQEnglishでしか受講できないのです。
私は「QQEnglish」にすっかりハマったってことですね〜
開発者はイギリス・オックスフォード大学のジェームズ・ウェッブ博士で、Team “R.E.M.S”なるグループで制作されたそうです。こんなに飽きずに楽しんで英会話をスピード上達できるメソッドを考案された先生方に、心から感謝したいと思います。
R.E.M.S.のテキスト構成は?
R.E.M.S.のテキストは、QQEnglishの公式ページでダウンロードでき、無料で公開されています。コストがかからないというのは、嬉しいですね。
R.E.M.S.の構成とレベル
R.E.M.S.の構成
R.E.M.S.のレッスンは、5つのパートで構成されています。文法やディクテーションも含まれているので、総合的に英語を学習できます。
- Revision(復習)
- Vocabulary(単語)
- Grammar Focus(文法)
- Pronunciation Focus(発音)
- Drills and Exercises(練習問題)
R.E.M.S.の内容
R.E.M.S.のレッスンは、教師が読み上げる英文に対して、生徒が復唱と組み替えを行いながら進行します。一つの課題を「ドリル」と呼び、ドリルの例は、次の通りです。
- Substitution Drill
(文章の一部を変更するドリル) - Sentence Expansion Drill
(文章に単語を付け足していくドリル) - Other Sentences Drill
(文を変形させたり、ミックスさせるドリル) - Freer Exercise
(生徒が答えを考える質問) - Pronunciation-related
(発音関連)
ドリルの種類は、これら以外にも飽きないぐらいにたくさん登場します。レベルによってもドリルの内容が異なります。
R.E.M.S.のレベル構成
R.E.M.S. のレッスンはA~T まで、全部で20 段階あります。
初級者、中級者、上級者それぞれのレベルに応じたレベルからレッスンを始めます。
初回はレベルチェックテストを受けて、適切なレッスンからスタートします。
レッスンの具体例と楽しさ
ドリルの具体例
例えば、Substitution Drill(文章の一部を変更するドリル)では、
教師が、「The red book is on the table. 」と読み上げ、続いて指示が出されます。
(Book1 Unit Aより抜粋)
- 「Repeat」と指示されたら、そのまま文章を反復します。
The red book is on the table. - 「Change: blue」と指示されたら、red を blue と言い換えて反復します。
The blue book is on the table. - 「Change: bag」と指示されたら、table を bag と言い換えて反復します。
The blue bag is on the table.
Sentence Expansion Drill(文章に単語を付け足していくドリル)では、教師が読み上げた文章を反復するだけのドリルですが、どんどん単語が付け加えられて長くなっていきます。
(Book3 Unit Iより抜粋)
- It’s hard to roll this paper.
教師が2回英文を読み上げるので、生徒が復唱する(以下同じ) - It’s hard to roll and hold this paper.
- It’s hard to roll and hold this red paper.
- It’s hard to roll and hold this red paper on the table.
- It’s hard to roll and hold these red papers on the table.
間違えると、教師がサポートしてくれて、言い直すように指示されます。
生徒は、間違えずに言えるまで、言い直します。
なぜレッスンが楽しいの?
私の場合、3回目のレッスンでようやくドリルのやり方に慣れてきました。最初の方は、違うドリルが次々出てくるので、何をやってるのかチンプンカンプンでした。
十分に考える時間を与えてもらえ、言い直しができるので、完璧に言えたときに達成感が味わえます。その達成感が楽しさにつながっていくのです。
R.E.M.S.とカランメソッドの違い
カランメソッドは、世界中の英語学習者に利用されてきた学習法として有名ですが、進化版として開発されたR.E.M.S.とどのような点が違うのでしょうか。
カランメソッドとは
徹底的に反復するよう設計された英語学習法で、1/4の学習時間で上達することが実証されています。カランメソッドは、スピーキング・リスニングを鍛えるのにおすすめのカリキュラム。レッスンでは「教師が高速で投げかける質問に生徒がすばやく回答する」という流れを繰り返し行います。
大きく違う点は、カランメソッドは速さと自然な反応を重視し、R.E.M.S.は正確さと理解を大切にする点です。
R.E.M.S.でも、多少のスピード感は求められますが、ある程度は考えて話す時間が与えられるため、よりシチュエーションに合った適切な回答をつくる能力を鍛えることができます。また、パターンプラクティスを豊富に取り入れているため、英文を自ら作る力や、文型を自然と身につけることも可能です。
どちらのカリキュラムも、スポーツにおける筋トレのように、英語の基礎力を養うことのできるカリキュラムです。
R.E.M.S.とカランメソッドの違い
テキスト | 【カランメソッド】 有料(製本版とeBook) 【R.E.M.S.】 無料でダウンロード |
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学習のペース | 【カランメソッド】 非常に高速!教師が早いスピードで質問します。 生徒はすぐに答えなければなりません。 【R.E.M.S.】 ゆっくり、丁寧に!文法や発音をじっくり学びます。 生徒は英語を理解してから答えます。 |
言い直し | 【カランメソッド】 教師は生徒の返答を待たずにサポートしながらどんどん進めます。 基本的に言い直しはありません。 【R.E.M.S.】 教師は生徒が考えている間は、じっくり待ってくれます。 間違った場合は、何度も言い直します。 |
目標と成果 | 【カランメソッド】 聞く力と話す力。 英語を速く理解して、反射的に英語で返答する力を養う 【R.E.M.S.】 文法、発音、語彙。 正確な英語を使えるようにする。 英文を自ら作る力や、文型を自然と身につける |
アプローチの違うカリキュラムなので、個人の学習スタイルや目標に合わせて、最適な方を選ぶ、もしくはどちらも並行して学習すれば、相乗効果も期待できます。
カランメソッドについて、詳しくは次の記事が参考になります。
R.E.M.S.の達成感と効果
R.E.M.S.を始めてから、私の英語学習には大きな変化がありました。ここでは、その体験を織り交ぜながら、R.E.M.S.がどのように英語学習を変えてくれるのかをお話しします。
私が感じるR.E.M.S.の効果
日々の小さな成功体験
私がR.E.M.S.で特に感じるのは、毎日の「小さな成功体験」です。レッスンでは、教師の質問に答えていく中で、間違えた部分をすぐに訂正して再挑戦します。最初は前置詞や冠詞を間違えがちでしたが、繰り返し練習するうちに、自然と正しく使えるようになってきました。この達成感は、学習のモチベーションを大きく高めてくれます。
基礎からの確実なステップアップ
R.E.M.S.では、文法や単語の基礎からしっかりと学びます。私も、基本からコツコツと力をつけていくことで、英語の「土台」がしっかりしてきたと実感しています。毎日の積み重ねが、確実なスキルアップにつながっているんですね。
スピーキングの自信がつく
正しい文型で話す練習を重ねることで、私のスピーキングにも自信がつきました。間違いを恐れずに話すことができるようになり、英語をもっと楽しむことができるようになりました。R.E.M.S.のおかげで、英語を話すことが以前よりもずっと楽しくなりました。
聞く力の向上
教師の話す英文を聞きながら、正確に反復する練習をすることで、私のリスニング力も日に日に向上しています。最初は聞き取れなかった単語やフレーズも、今でははっきりと理解できるようになりました。
自分のペースで学べる安心感
R.E.M.S.の良いところは、自分のペースでじっくりと学べる点です。私も、自分の理解度に合わせて学習を進めることができ、英語学習が以前よりもずっと心地よいものになりました。
R.E.M.S.は予習や復習は必要?
この問いについては、公式ページに以下の回答があります。
R.E.M.S.はテキストを用意せずに受講できますので、特に予習する時間がない場合も予習せずにレッスンを受講出来ます。
予習したい場合、マイレッスンページ内の「テキスト紹介」より事前にテキストをPDF形式でダウンロードして、事前に質問のセンテンスやボキャブラリーを確認し自身で模範解答を作成してからレッスンに臨むことをおすすめします。また、レッスン中教師からの指示内容に対し正確に回答出来なかった場合、メモを取り、レッスン終了後に正しい回答を繰り返し反復して復習を行ってください。QQEnglish「よくある質問」より引用
まとめると、
- R.E.M.S.では予習なしでレッスンを受けられます。
- 予習を希望する場合は、マイレッスンページからテキストをPDFでダウンロード可能。
- 予習:レッスン前に質問や単語をチェックし、模範解答を準備することを推奨。
- 復習:レッスン中に正確に回答できなかった場合は、メモを取り、レッスン後に復習することが重要。
私の場合、Book3から始まったばかりの頃は、全く予習なしでいきましたが、徐々に回答のレスポンスが悪くなってきたので、予習と復習をすることにしました。
私の予習方法
- 分からない語彙を調べて、文章の意味を把握しておく
- 文章を音読する
私の復習方法
- 文章を音読する
音読の効果については、次の記事をご覧ください!
R.E.M.S.に向いている人
R.E.M.S.は、基礎からしっかりと英語を学びたい、文法や発音に重点を置きたい、そして自分のペースでコツコツと学習を進めたい学習者に最適なカリキュラムです。
英文作成力とスピーキング力を向上させたい方:
R.E.M.Sは、文型練習と反復トレーニングを通じて、英語の基礎力を強化します。このため、英文を作成する能力や、流暢に話すスキルを高めたい方に最適です。
正しい文法で英語を話せるようになりたい方:
文型の正確な使用に重点を置いているため、文法をしっかりと理解し、正しく使いたいと考えている人に適しています。
自分のペースでレッスンを受講したい方:
R.E.M.Sでは、学習者が自分の理解度に合わせて学習を進めることができます。自分のペースでじっくりと学びたい人にぴったりです。
反復練習を通じて英語を身につけたい方:
「反復は学習の母」という考えに基づき、R.E.M.Sは繰り返し練習を重視します。同じ内容を何度も練習することで確実に学びたい学習者に向いています。
英語を直接理解し、自然に使いたい方:
日本語に翻訳せずに英語を直接理解し、使う「ダイレクトメソッド」を採用しているため、英語をより自然に、直感的に使いたいと考える学習者に適しています。
発音やリスニング力も同時に鍛えたい方:
R.E.M.Sでは、発音練習やリスニング演習も重要な部分を占めます。正確な発音を身につけ、聞き取り能力を高めたい人にも良いでしょう。
まずはR.E.M.S.のレベルチェックから
R.E.M.S.を始めるには、最初のレッスンでレベルチェックを受けます。
初回レッスンでは「R.E.M.S. 専用のレベルチェックテスト」を受けます。「文法」と「発音」の正確性により5段階評価が行われ、A~T まで20 段階の適正なセクションからレッスンを受講します。
- レベルチェック
- 結果判定
- レッスン開始
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QQEnglishでは無料体験レッスンを2回受講できますので、まずは気軽に試してみることをおすすめします。
レベルチェックについては、次の記事に詳しく記載しています。
R.E.M.S.の口コミと評判
R.E.M.S.は、特にカランメソッドなどのダイレクトメソッドやパターンプラクティスを取り入れている学習者に人気があります。私もその一人。カランメソッドにない良さがあるからです。その評判はエックスにも毎日のように投稿されていますので、ご紹介します。
REMSを始めて5ヶ月44レッスン。英文が右から左に流れて頭に残らないという悩み(リテンションできない)はREMSのトレーニングが効果ありそう。#qqenglish #REMS
— okuchin (@okuchin0518) August 21, 2023
先生の数が多いだけに探すの難しいですよね〜😅
私もまだ受け始めたばかりでREMSの効果は未知数なので、これからが楽しみです。カランとは脳の違う場所を鍛えてる気がします、なんとなく。— kokoaki* (@kokoaki_eng) May 7, 2020
REMSゴール!!約1年、I〜Tまで完走!!達成感😭😭
メリット
・ひたすら正しい語順で話す訓練なので脳トレになる。話す時に脳みそパニック&文の並びがぐちゃっとなるのが減った。カランよりおすすめ。
・発話量。先生ばかり喋って頷くだけになる、ということがあり得ないので費用対効果は高い。— 英語勉強中 (@itamin_english) July 15, 2022
まとめ
R.E.M.S.の魅力をお伝えしました。基礎からしっかりと学び、毎日の小さな成功体験を積み重ねることで、英語に対する自信がつき、学習がより楽しくなりますよ!
英語の基礎力を固め、スピーキングやリスニングのスキルを向上させたい方に、心からおすすめします。
私もがんばります!!
反復は学習の母なり!
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